CO2センサが欲しい。
特に冬場、頭がぼんやりし、室内のCO2濃度が高いのでは?と思うことがしばしあったため。
だが、ちゃんとしたメーカのものは結構高く、ずっと購入に踏み切れていなかった。
そんな中見つけたのが以下のツイート。
なんと、必要な部品、プログラム、ケースのSTLまで公開されており、何より見た目がかっちょよい。
ユニバーサル基板、ピン等の細かいものは持っているが、センサ等を買うとなるとそこまで安くはないが、気圧とCO2濃度表示ができ、何より楽しそうなので作って見ることにした。
ラズピコ + BME280 + MH-Z19C による環境モニタについて、バイナリを公開しました。秋月で部品を買ってくれば作れます。 #shapolab https://t.co/6etLijTHDr pic.twitter.com/WFsuaH3DwR
— シャポコ🌵 (@shapoco) 2022年10月11日
作成①
とりあえず、必要な部品を秋月電子で購入して組んでみた。
パーツ数も少なく、配線図を見て作るだけ※なので、もりもりはんだ付けして終わり。
組み上がった(未キャリブレーション)状態だと以下な感じ。
湿度は若干誤差が大きいが、タニタの温湿度計があるので問題なし。
相対的に履歴がわかればよく、結構満足度が高い。
・気温:若干(0.5度程度)低めに表示される。
・湿度:結構(10%強程度)低く表示される。
・気圧:Garminや天気予報と比較すると若干(10hPa程度)低めに表示される。
・CO2:換気した状態だと400ppm程度、窓を閉めたり、息を吹きかけたりすると上昇するので問題ないかな。
※ロットの違いか、配線図に一部異なる点があった。
CO2センサモジュール(MH-Z19C)は、以下のように配線の変更が必要。
(補足)
CO2センサモジュールに以下補足があったが、短辺方向のピン(TX、RX、等)間は2.54mmピッチだった。長辺方向が1.27mmピッチだと思われる。そのため、分割ロングピンソケットを基盤間に挟むことで若干のサイズ誤差を吸収した。
ピンヘッダが付いていますが 2.54mmピッチのユニバーサル基板には適合しません。1.27mmピッチのユニバーサル基板を使用するか、ピンヘッダを使用せずに配線してください。
問題点
作ってみたはよいものの、ケースが難しい。
3Dプリンタ持ってないから、なにかのケースを流用したり、アクリル削ってガワを作ればよいやと考えていたが、ディスプレイと基盤をつなぐフレキシブルケーブル(とても弱い)の扱いが難しい。。
色々考えて見たが、結論としては公開されているSTLデータを3Dプリンタで印刷するのが安くて確実となった。
3Dプリンタについてはまた別途。
作成②
そんなわけで、初めて3Dプリンタを使ってケースを印刷してみた。
で、ケースのことを全く意識せず作成していたので、基盤、配線をやり直し。
フレキコネクタDIP化キットを壊してしまって買い直したり、はんだ付けに飽きてきたりで、ちょっときたないはんだになっている。。
基盤裏面と液晶裏面、フロントケース裏面と液晶表面がそれぞれ接触するので、キーボードメンテで余ったスポンジで養生しておいた(雑)。
電源はUSB micro-Bだが、ほぼバードオフに出してしまっていたのと、長期接続での安全面を考えてエレコムの安い電源ケーブルを購入。
完成
やったね!
失敗や試行錯誤したせいもあり、安くはなかったが、作成はとても楽しかった。