ディスプレイを交換した際に気がついたのだが、Mac miniの電源ケーブルがホコリまみれになっていた。触ると表面がベトベトしており、これは加水分解しているのでは…。とりあえず、無水エタノールで拭くとホコリは取れたが、ベタつきは改善せず。
まだ保証期間内だったので、念のためAppleのジーニアスバーで問い合わせてみた。まぁ、そうだよねという回答で、確認できて納得したり。Appleサポートはいつもながら超丁寧な対応でありがたい。
問合せ内容(抜粋)
・使用を続けることの危険性
表面のベタつきのみのため、このまま使用しても危険性はない。新品のケーブルは粉をまぶしてあり、それが取れてベタついている可能性もある。
・保証対象となるか
念のため確認してみたが、本事象は上記理由により交換対象とならない。また、(環境が変わらなければ)交換しても同症状が発生する可能性が高く、あまり意味がないと思われる。
・改善方法
市販されている機械用のエタノールティッシュのようなもので拭くとよい。
例えば以下みたいなもののような、水分濃度の低いものを選ぶとよいらしい。
・同等品の購入可否
Appleで1,000円(税込みかは未確認)で買える。Webで見つけられなかったけど、保証の有無に関わらず、同じもの買えるとのこと。
考察(?)
ネットで調べたり、ジーニアスと会話した感じからすると、表面のゴム素材が湿度にやられたと思われる。どこで使用していたか?みたいなことも確認されたが、普通に自室で使っていたよ。ただ、夏場は湿度80%を超えるけどね!欧米は湿度が低いからって、プロダクトにゴムとかシリコン多用するのやめて欲しいね。マウスとか、ケースとか。。
対応✗2
対応1 電源ケーブルの交換
Mac miniは一般的なメガネ型コネクタを採用しているため、市販の電源ケーブルが使用できる。表面がゴムではないもの、かつ、ついでに配線の余りを改善させるため、少し短いサンワサプライの1m長のものに交換してみた。現在問題なく使用中。
対応2 純正電源ケーブルの保管(※自己責任で)
Macはリセールバリューが高いので、純正パーツは残しておきたい、が、ベタベタした状態で保存はしたくない。。
対処法として色々あるようだが、ベビーパウダーを使用している例が多く見られる。ただ、ベビーパウダーはコーンスターチ(≒片栗粉)といった植物性を使用している物が多く、湿度の高い環境でそんなものを使ったらカビが生える…。
だったら無機質の粉!ということでタルクを購入。
タルクとは、ざっくりいうと石を細かく砕いたもので、風船とかタイヤのチューブについているあの白い粉。ゴム同士のくっつきを防ぐもの。昔はベビーパウダーにも含まれていたり、今でも化粧品で使用されている。
うっすらまぶすことでベタつきは改善したが、タルクを使用した対処法はあまり見当たらず、長期的に見て問題ないかは不明。一応ジップロックに入れて、乾燥剤を入れて保管しておこう。