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DELLのディスプレイの音量調整

先日Dellの4Kディスプレイ(S2722QC)を買ったが、4K最高だね。ウィンドウを左右で並べても十分な情報量表示できるし、Final cut Proも表示領域が広がり、すごく編集しやすくなった。

他にもよくなった点は多いが、想定してなかった利点はモニタアームの安定感が増したこと。前に使用していた23インチの軽いモニタにはエルゴトロンはオーバースペックやったのか、軸が安定せず、ちょっとした衝撃で回ってしまっていたが、重量が増したからか回ることがなくなった。

ただ、1点使いにくい点が見つかったり。いったん改善方法が見つかったから様子見するが、どうしようか悩み中。

 

(困った)Mac側からディスプレイ内蔵スピーカのボリューム変更不可

S2722QCには3Wのステレオスピーカが内蔵されており、Mac miniHDMI接続するとサウンドを鳴らすことができる。

ディスプレイ内蔵スピーカ(ステレオ)

ただ、キーボードの音量調整キーを押しても、画面のOSDで変更不可的な表示となる。

キーボードの音量調整キー(Keychron K2の場合)

変更不可OSD

Mac側からボリューム変更しようにも、ボリュームスライダが非活性化されており変更不可。

ボリューム変更不可

ディスプレイ本体のボタンを操作してボリューム変更は可能だが、ショートカットボタン→ボリューム選択→ボリューム上下と数回押す必要があり、意外とめんどくさい。

これまでMacはラップトップを中心に使っていたので、こんな問題が発生するとは事前に気づけなかった。。

 

検討

(1)Mac mini内蔵スピーカを利用

モニタを変更する前と同様、Mac mini内蔵スピーカを利用する。

Mac mini内蔵スピーカ

そこそこの音量は出るが、机の下に置いているのもあるが、正直音はそんなによくない。

 

(2)外部スピーカの導入

本案を検討していたが、(3)の対処方が見つかったため、いったん保留とする。

一番音がよくなる案ではあるが、設置スペースがとても小さいという難点がある。

設置スペース

しかし、MDとか流行っていた時代はアクティブスピーカなんていくらでもあったが、今は選択肢がかなり少なくなっているね。。(Sonyももう作っていない?)

今はBluetoothスピーカか、サウンドバーがメイン市場なのかな。Bluetoothスピーカは起動や接続の手間、バッテリ劣化の可能性があり、サウンドバーは設置場所がないため選択肢から外す。電源の確保や信号変換効率等を考えると、USB接続(AUX接続ではない)がよいかな。設置できそうで、手軽でそれなりなところだと、クリエイティブ、サンワサプライあたりの製品が現実的。

他にも、パッシブスピーカの小さいやつ、スピーカスタンド使う案とかあるが、コスト面で(と沼なので)選択しない。

 

(3)アプリでなんとかする

HDMIプロトコルDDC/CI(Display Data Channel Command Interface)というものがあり、これを利用することでディスプレイの輝度やボリュームを変更することができる。

logmi.jp

ボリューム変更できないと言うことは、まさかS2722QCはDDC/CI非対応?と思ったが、ちゃんと対応しているし、OSDからもオンになっていることが確認できる。では何故に…?

 

MonitorControl

ちょっと調べて見つけたのがMonitorControlというアプリ。

retsu-business.com

github.com

 

これは神アプリ!と早速導入してみたが、輝度変更はできるが、ボリューム変更できず。(ボリューム変更のOSDは表示されるが、実音量には反映されない。)

ディスカッションページをいくつか見てみたが、ディスプレイによっては対応が難しいみたいなことが書かれており、ぬか喜びに終わる。そのうちアップデートで対応されることを切望しつつ、(2)の外部スピーカ導入案を調べていた。Creative Pebble V3あたりかなー。

 

Lunar

諦めきれずに調べて見つけたのがLunarというアプリ。

MonitorControlと大差ないと思ったら、まさかMac側からボリューム変更できるようになった!

www.lifehacker.jp

lunar.fyi

他にも多くの機能に対応しており、$23のPro版で全機能が使えるようになる。(14日の無料体験あり)

ボリューム変更はfree版でも可能だが、「Shortcuts : 100 action calls per day」と記載されており、1日に100回ボリューム変更したら翌日までLunarでの変更不可になる?後でちゃんと調べておこう。

もし、free版になってここがネックになるなら、ライセンス買うのもありかな。しかし、Creative Pebble V2も買えるくらいの値段やし、ボリューム変更だけでと考えると高い…。円安つらい。

 

あと、デフォルトではボリュームの上がり幅が大きいため、0-30くらいに制限するとちょうど良かった。

ボリューム上限調整
DisplayBuddy

Lunarのサイトで比較対象として記載されていたアプリ。未検証。

displaybuddy.app

詳細は確認していないが、$18.99で購入できる。(サブスクもあるっぽい)

LunarのPro版の購入を検討する場合は、これも確認してみよう。

 

まとめ

ディスプレイ内蔵スピーカの音質で納得できている間は、アプリでなんとかする方法で進めようと思う。今のところLunarのfree版を継続して使用する予定。

free版で困るようであれば、MonitorControlがアップデートされるまで耐えるか、Lunar Pro版 or DisplayBuddyの購入を検討、もしくは外部スピーカを検討しよう。